現場レポート

2026.02.09

職種紹介【IGC(インジェストセンター)】

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IGC(インジェストセンター)とは?

「IGC(インジェストセンター)」とは、地上・BS・CS全てのメディア素材が搬入される場所です!
搬入された素材が搬入基準通りに作られているか・放送して問題無いかを確認しております。
番組は、私たちが行う作業を経て放送されます。安全な放送はIGCが担っていると言っても過言ではありません。

番組が放送されるまでの流れ

OQS(オンラインキューシート)入力

「CUEシート」と呼ばれる、番組の尺やスーパー(静止画)を入れるタイミングなどが記載されたデータを作成します。​
番組担当者が「OQS(オンラインキューシートシステム)」を使ってCUEシートを作成します。
このCUEシートに記載されている情報を基に、番組が放送されます。

素材受付

放送する番組素材が収録されたメディアが搬入されたら、受付登録を行います。
メディアに貼付されているバーコードを読み込んで、システム上で管理されている番組情報と搬入されたメディアを紐づけます。
放送日/番組名などが一致しているかを確認することが大切です。

インジェスト(素材取り込み)

メディアに収録されている素材をサーバーに取り込みます。
正しいファイル形式になっているか、不要なファイルが入っていないかなども確認しています。

技術プレビュー

OQSと素材の尺が一致しているか、提供部分の作りに問題が無いか、画や音にノイズは無いかなど…​
ルールに従って作られているか一つずつ丁寧に確認しています。

技術プレビューでは具体的にどこを注視している?

①提供ベースに問題は無いか?
→提供はCM同様、スポンサーに関わる重要な部分です。テロップなどで企業ロゴが隠れてしまわないか・他のブランドロゴが入っていないかなどを気にしています。

②過度な演出効果が使われていないか?
→アニメの冒頭で「テレビから離れて見ましょう」という注意喚起をみたことがありませんか?これは演出によって、見ている人の気分が悪くなってしまうことがあることを防ぐためです。

③不要な黒味や意図しない画・音が入っていないか?
→番組の不体裁を防ぐように努めています。

あくまで一部ですが、数多くあるルールに搬入された番組が沿っているかを確認しています!

マスターの送出設備から放送

技術プレビューと(字幕がある番組は)字幕を乗せる作業が完了したのち、​当翌日分の番組はマスターの送出設備に転送されます。
こうして、実際に皆さんのご家庭に番組が届けられています!

IGCに向いているのはこんな人!

とにかく確認事項が多い業務なので、疑問や違和感を周りに相談できる人はオススメです。
何気ない疑問が番組の事故や不体裁を救うかもしれません…!

また、番組関係者からの問い合わせも多いため、臨機応変に対応する力が必要です。
IGCの業務は全員が未経験から始まります。学校で習っていたことや文理は関係ありません!

IGCの仕事のやりがい

傍からみると、「ただ番組を見ているだけの仕事」と思うかもしれません。しかし、私たちがミスを見逃してしまえば、それがそのまま放送されてしまいます。
このプレッシャーを耐えつつ、責任をもって日々取り組んでいます。
皆さんが何気なく観ている番組の裏側に、このような業務があることを知っていただければ幸いです。