放送局から視聴者の皆さんへ番組をお届けする為、放送運行から送出監視に渡る業務を担っています。番組やCMなど放送スケジュールの事前確認、音声・映像データファイルの品質チェック、放送中はリアルタイムで映像・音声の監視、機器の正常稼働の確認をおこない、トラブル発生時には迅速に対応します。　
またスポーツ中継などの現場で作成された映像を安全に伝送する為の回線の構築も行っています。伝送方法は多岐に渡るため様々な要因を考慮しながら最善策を考えます。
FOC（フジオペレーションセンター）では国内外問わずフジテレビに入ってくる信号・フジテレビから出る信号すべてを管理しています。またフジテレビ局内に対して映像信号の分配も行っています。地上波から４K放送まであらゆる映像信号がFOCには入ってくるため放送事故が起こらないように監視業務に努めています。

主な対応業務

インジェストセンター・放送準備室、送出マスター

放送が予定通りに問題なく運行されているか、放送されている映像や音声は正常か、24時間365日見守り、視聴者の皆さんへ安定した放送を届けます。

インジェストセンター、放送準備室

放送スケジュール（番組編成表）などの事前確認

番組編成部門から送られてくる番組編成表やCMフォーマットの事前チェックを行います。これをもとにして放送が進んでいく為、間違いがあってはいけません。

素材（番組、CM、番宣）の品質チェック

納品された素材が放送に適したファイルかどうか、映像・音声のチェックを行います。また、番組編成表と素材データを照らし合わせ、差異がないかチェックを行います。

送出マスター

監視

番組やCM・テロップなどの送出が、放送スケジュールどおりに正確なタイミングで再生されているかを監視します。また、映像・音声が正常かどうか、人の目とシステムの両方で監視しています。

予定変更時の対応

スポーツ中継やライブ番組が延長となった際の編成変更や、緊急ニュースが発生した時の　報道特別番組への切り替えオペレーション、地震など災害発生時のテロップ送出などの対応も担っています。

トラブル対応

異常を早期に発見し迅速に対応する事で、放送事故を防止したり、番組運行への影響を最小限に抑えるよう努めます。高品質な放送を維持する事は、放送局の信頼性を保つために非常に重要です。

機器・システムの管理、保守対応

送出システムは、サーバー、スイッチャー、CG装置、音声機器など、多岐にわたる機器が組み合わさっており、これらの機器が正常に機能しなければ放送の中断や品質の低下が発生してしまいます。システムの定期点検、不具合が発生した際の適切な修理や復旧をおこなう事で、常に最良の状態で運用できるよう努めています。

中継（回線構築）

スポーツ中継などでカメラ・音声・VE・照明、制作技術が一丸となって作り上げた映像をどのようにフジテレビまで安全に伝送するかプランニングする仕事。回線構築方法は多岐に渡るため、あらゆる要因を考慮しながら最善策を考えます。

回線の管理

FOC（フジオペレーションセンター）は、国内外を問わずフジテレビに入出する全ての信号を管理し、局内での映像信号の分配も行っています。地上波から4K放送まで、あらゆる映像信号がFOCに集まるため、放送事故を防ぐための監視業務に努めています。

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