現場レポート
2026.02.09
職種紹介【放送技術】

仕事内容
テレビ番組を視聴者に届けるために欠かせないのが「放送技術」の仕事です。番組が問題なく放送されるように、裏側でしっかり支える役割を担っています。主な業務は次の4つです。
① 放送準備(インジェスト)
完成した番組素材を受け取り、映像や音声に問題がないかチェックします。問題がなければ、送出設備に取り込みます。
② 放送運行
番組やCM、スタジオ、提供などが自動的に送出されるように、システムに放送データを入力します。
③ 送出監視
入力したデータに基づいて送出される映像や音声が、正しく流れているかを監視します。ノイズや障害が発生していないか、字幕や解説放送、データ放送が正しく送出されているかなどを24時間365日体制で見守ります。
④ 緊急対応
機器のトラブルが起きたときの復旧や、災害時の緊急ニュース対応など、突発的な事態に対応します。
これらの業務は、送出マスターと放送準備室(インジェストセンター)で行っています。
入社後のキャリアアップについて
入社後は、先輩と一緒に仕事をしながら機器やシステムの使い方などを覚えていきます。約1年で独り立ちし、日々の業務を一人で担当するようになります。
さらに経験を積むと、当日の業務をまとめる「キャップ」という役割を任されることもあります。
1日のスケジュール

放送技術に向いている人はこんな人!
・「当たり前」を疑える人
放送中の映像や音声に問題がないかを常に確認するのが仕事です。ノイズがないかはもちろんのこと、データ通りに放送されているか、テロップに間違いがないか、次に流れる映像が正しく準備されているかなど、「正しいことが当たり前」になっている部分を疑う視点が大切です。
・冷静に物事を見ることができる人
災害や機器トラブルが起きたときは、イレギュラーな対応が必要になります。情報が錯綜する中でも、一歩引いて冷静に全体を見渡せる人なら、次に起こりそうなことを予測して対応でき、トラブルを防ぐことができます。
数字で見る『放送技術』
監視者が見ている監視画面には、いくつの素材が表示されているでしょう?

地上波では50以上、衛星では70以上の素材が監視画面で確認できる状態になっています。
それぞれ監視しているポイントが違うので、障害が起きたときに「どこで問題が発生しているのか」「どこまで影響しているのか」をすぐに把握できます。監視者はこうした仕組みを理解したうえで業務にあたっています。
放送技術のTOKIMEKI POINT
放送技術の仕事で一番うれしい瞬間は、「テレビが何の問題もなく放送されているとき」です。
普段は目立たない裏方ですが、突発的なトラブルが起きても安全に放送を続けられるよう対応し、それをやり遂げたときにこの仕事へのトキメキを感じます。
テレビの裏側にはこういった形で、放送を届けようと頑張っている人たちがいることを知ってもらえたらうれしいです!








