現場レポート

2025.10.03

職種紹介【VE ビデオエンジニア】

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仕事内容

VE(ビデオエンジニア)の仕事には大きく2つの側面があります。

映像のトーンや効果を調整する → 『VIDEO』的側面

映像・音声信号が通る流れを構築する → 『ENGINEER』的側面

この両面を担うVEの活躍の場は大きく分けると2つです!

・スタジオVE : 報道・情報、バラエティ、歌、ドラマなどのコンテンツを制作

・中継VE : 様々な場所でスポーツ、音楽コンテンツを制作

どんな現場でも、システム構築~カメラコントロールを中心にスタジオ副調整室(通称サブ)や中継車内での最終段・収録最終段の監視をしています

→ 求められる知識や使用する機材量は制作技術の中でも随一!

生放送・配信や収録現場では一つのミスが放送事故に直結する責任大のセクションです!!

入社後のキャリアアップについて

初めは様々な業務に研修として就き、コンテンツ制作の流れを学んでいきます。

その後、業務ごとに必要な機材を覚えたり、システムの理解を深めていき、チーフを支えるセカンドポジションやサードポジションになることを目標に取り組みます。

ある程度理解が進み研修を終えると、セカンドやサードとして独り立ちし、その後はチーフを目指し、さらに深い知識と応用力を身につけていきます。チーフを任されるようになるとクライアントからの要望に応えられるよう柔軟な思考でシステム構築を行います。

最終的には大きな特番の生放送やゴルフ中継、ロードレースなど複雑なシステムが必要となる現場を任されるようになり、エンジニアとしてのスペシャリストを目指す道もあれば、テクニカルディレクター(技術統括)を目指す道もあります。

そのほかに、スタジオや自社大型中継車のシステム設計も行います。

1日のスケジュール

 

映像技術に向いているのはこんな人!

とにかくたくさんの機材に触れるので文系・理系を問わず機械を触るのが好きな人にはおすすめです。最近はどんどん新しい機材が増えているので、様々なことに興味を持ち、探究心を持っている方にもおすすめです。

また、VEは様々なセクションと関わることが多いため広い視野と柔軟な対応力を持っている方には向いていると思います。
番組を見て「こうした方がいいのにな~」「こうしたら面白いのにな~」と思える人はいいシステム構築やプランが立てられて仕事を楽しむことができるでしょう!

数字で見るVE

様々なジャンルの業務がありますが、それぞれ何名のVEが関わっているのでしょうか!

大きな番組であるほど人をまとめる統率力が必要になってきます。

ロードレースやゴルフ、バレーボールなどの大規模中継では自社の社員だけでなく、FNS系列各局の皆さんと協力して番組を作り上げています。
日本全国の仕事仲間に会えるのも楽しみの一つです!!

VEのTOKIMEKI POINT

自分で考えたシステムが成立したとき
レギュラー番組でも、特番でも毎回システム構築を行います。各セクションと協力して作り上げた番組が実際に放送されたとき1トキメキ!

自分の好きな雰囲気にカメラ調整ができる
チーフになると自分がイメージした雰囲気の映像を目指して調整することができ、担当番組に自分色が出せるところが2トキメキ!!

映像表現の最先端をいける
fmtには最新機材が揃っているので最先端の映像表現を追求できます!3トキメキ!!!

座って仕事ができる
VEの仕事として一番の理想型とは、驚くかもしれませんが”VEが座って落ち着いて本番を迎えられること”です。そのためには事前のシステム構築をしっかり行い、本番前の準備、確認作業を入念にすることが重要になってきます!4トキメキ!!!!