現場レポート

2026.04.21

ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック vol2.カメラ

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相曾 滉太

Profile

プロフィール

カメラ

相曾 滉太

2021年度入社 初めての海外出張に行ってきました!

2026年2月にミラノで行われた冬季オリンピックの撮影に行って来ました。
私は、JC-Ops(Japan Consortium Operations)という、NHKと民放各局のスタッフで構成される混合部隊で、日本向けの中継映像制作に携わりました。
JC-Opsのフジテレビ技術スタッフは4名で、その中でfmtからは映像技術 堺さん、音声 成澤さん、カメラ 相曾の3名が参加しています。

今大会のJC-Opsはクラウドで制作しており、現場に行くのはカメラマンのみで、音声・VEはIBC(International Broadcast Center)での業務となっていました。
私は現場TD(テクニカルディレクター)兼カメラとして開会式とスピードスケートを担当し、開会式ではカメラ2台、スピードスケートではカメラ3台を使用し撮影を行い、私のほかにNHKのカメラマン2名を加えた計3名で活動していました。

開会式は、国際信号を制作しているチームが世界観を作り上げているので、基本的にはその映像を使って日本でも放送していました。
その中で選手団が入場した際に国際信号で撮らなかった選手を撮影し、一人でも多くの日本人選手を日本向けの放送に乗せられるようにしていました。
前述の通り選手団の入場以外では基本的に私の撮影したものは使われていませんが、個人的にマライア・キャリーを撮ることができたのは一生の思い出になりました!

スピードスケートでは、競技を撮影することはもちろん、ミックスゾーンでのインタビュー撮影を行っていました。
どのカメラもそうですが、撮影した素材は日本の各局に伝送されています。
その中でも特にインタビューは各局で使用する可能性が大いにあり、撮影したものがそのまま放送に使用されるので、より一層緊張感を持ってインタビュー収録を行っていました。
競技を撮影している時スイッチングはされていましたが、自分の画が各局に伝送されているという実感があまり無かったのですが、帰国後たまたま見ていたバラエティ番組で、私の撮影した映像が使われているのを発見し、撮影した素材が各局に伝送され、ちゃんと使用されていたのだと実感しました。

今回JC-Opsという立場で行かせていただいたので、普段あまり関わることのない他局の方との交流をすることができました。ここで作った人脈を今後の現場にうまく繋げていければと思います。
また、私自身クラウド制作というのが初めての経験だったので、回線のことや現場での作業環境(送り返しが2秒ほどディレイがある等)が普段と異なり戸惑うことが多々ありました。ですが、今後今大会のようにクラウド制作が普及していくことを考えると、このような経験できたことはとてもプラスになりますし、次回このような機会があった際に活かしていきたいです。

初めての海外出張、そして期間も1か月弱の出張になりましたが、入社5年目でこのような経験させていただいたので、この経験を活かし今後の業務に励みたいと思います。