2019.04.12

世界フィギュアスケート選手権大会 2019

メディア事業

World_Championship2019_logomark_ISU

報告

メディア事業センター デジタル技術運用チーム

pic02

デジタルの新しい挑戦

世界フィギュアスケート選手権大会 2019の地上波放送の裏で、
我々はデジタルの分野を活用した番組の宣伝や視聴促進、視聴満足をあげる施策を行いました。
大きく分けて3つの施策を施したので今回はそれぞれ紹介したいと思います。

 

1、地上波放送外の競技、キス&クライ、選手のウォーミングアップエリアをライブ配信

本大会では地上波放送で競技すべてを見せる事が時間の関係上難しいため、
それを補うために今回は同時に3つのライブ配信をYoutubeにておこないました。

・普段では視聴する事が少ないペアやアイスダンス

・得点結果を待つ表情が見えるキス&クライ

・選手が試合前に準備運動を行うウォーミングアップエリア

これらの配信により地上波放送では見る事が出来ない体験を視聴者へ届けました。

競技に関しては国際映像をそのまま配信しましたが、キス&クライとウォーミングアップエリアに関しては、
配信用にカメラやマイクを用意し、設置位置や映像のクオリティを随時チェックしながらライブ配信を行っていました。

 

2、全競技のアーカイブ化

競技をすべてアップロードする事により見逃してしまった視聴者にも楽しんでもらい、フィギュアスケートへの関心と
フリーの競技への視聴誘導へとつなげました。

いくつかの動画はYouTube上で急上昇に取り上げられるほど視聴数がのび、
フジテレビとしてのブランディング向上にもつながったと思います。

今回はクラウドで収録を止めずに編集や書き出しできるシステムを利用し、
通常では数時間かかる編集作業等を即座に完了し、アップロードする事ができました。

 

3、SNSへの番組告知の展開

上記のクラウドシステムをこちらでも利用し、最終グループの6分間練習を即座に切り出し、ネットにアップする事により、
視聴者にこれから始まる最終グループへの期待感をたかめさせ、テレビ視聴への促進を図りました。

 

これら3つの施策を同時に行うため、連日3名体制でそれぞれの作業を分担しつつ対応しました。

現場では想定外の事も起きる事は多々ありますが、適宜対応を行っていたことで問題なく対応でき、
ピーク時には視聴者数が1万人を超えたり、コメント欄でも大好評だったことで
高視聴率や満足度に繋がった案件になったと思います。

 

朝から晩までの長丁場となりましたが、配信のベースがリンクのすぐ横だった事もあり、
試合の緊張感やお客さんの歓声など
会場の臨場感を味わいつつ業務に取り組む事ができて非常に刺激的な案件でした。