2016.02.25

フジテレビ放送部:酒寄 俊道

放送技術・メディア事業

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放送部のお仕事を一言で表すと【放送される信号と内容をチェックする番人】のような仕事でしょうか。
様々なチェックの中に【読み合わせ】という作業がありますが、これが基本であり最も重要な作業です。

ここで漏れがあると世間でいう放送事故というものに繋がりかねません。常に2重、3重のチェックを行いスケジュールに問題が無いかを確認しております。
他にもOAでごく自然に表示されている時計スーパーもマスターにて送出してます。何気ないスーパーですが視聴者に現在の時間をお知らせする重要な情報の一つなのではないでしょうか。
放送部の業務は様々ありますが、沢山の情報が集まる中でそれを集約し運用を滞りなく行うというのは集中力や緊張を要しますが、やりがいのある仕事だと思っています。

 

【印象的な仕事】

放送部の業務は運行を滞りなく行う部署ですので普段はチェックが主ですが、特番などのイレギュラーな運用になると雰囲気が激変します。
東日本大震災では慌ただしいときには怒号が飛び交う事もありました。
イベント進行が都度変わるので編成や報道の情報を常に意識し放送を保つことは緊張を強いられますが、無事終わったときは達成感があるのではないでしょうか。

 

【仕事のやりがい】

放送の内容・信号の最終チェックを行っているところですので、言い換えれば自分の作成したイベントがそのまま視聴者に届けられます。
特番の際には送出イベントをニューススタジオに変更します。同時に速報やL字スーパーなども送出マスターにてオペレートします。
人命に関わる場合もある為、迅速で正確な作業が要求されます。
問題なくOAをしているのを改めて見るとやりがいは十分感じられると思います。